これからたくさんの写真を撮っていくわけですが、その大切な相棒になるカメラと長く付き合っていくためにはどういうものが必要になるのでしょうか?
これがなければ!!という必須アイテムと、あるとカメラライフが楽しくなるアクセサリを紹介します。
目次
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【必須カメラアクセサリー①】ただ容量が大きいだけじゃないメモリーカード

カメラを買う時に一緒に用意している方がほとんどだと思いますが、メモリーカードがないとせっかくシャッターを押してもそれを記録することができません。
メモリーカードは、入っていればそれでOKというものではなく、容量、書き込みスピード、読み込みスピードなどに違いがありますので、
ここでも自分の使い方に合ったものを選ぶことが必要です。
容量が違うと、撮影する画像のサイズや画質にも左右されますが、撮影できる枚数が変わってきます。
自分がどのぐらいのサイズでどのぐらい撮りたいのか、で容量を選んでください。
最近は動画も綺麗に撮れるカメラが多いので、静止画だけでなく動画も撮りたい、という場合や旅行先、イベント、お子様の運動会や発表会などでたくさん撮ると思う、という方には余裕をもった容量のものを選ぶことをおすすめしますし、メモリーカードのメーカーのサイトには「このぐらいのサイズの画像なら何枚ぐらい撮れますよ」という選び方の目安が載っています。
価格を比較するサイトなどで、ご自分のカメラのメモリーカードの売れ筋の容量を参考にするのも判断基準の一つかもしれません。
容量が大きいメモリーカードを選べばいいの?
カードの価格が安くて容量が大きければそれでいい?わけではないのです。
店頭のメモリーカード売り場や価格を比較するサイトを見ると、同じ容量なのになんでこんなに値段が違うの?と不思議になるぐらい商品ごとの価格差があります。
この差は何かというと、「書き込みスピード」「読み込みスピード」などの差です。
写真を撮る上ではカメラの性能の他に、メモリーカードの「書き込みスピード」が重要だったりします。
書き込みスピードが遅いと、特に大きいサイズの写真ほどメモリーカードに記録するのに時間がかかって、次のシャッターがなかなか押せない、ということが起きてしまいます。
これではカメラの最大連写スピードを充分に活かせません。せっかく良いカメラを買ってもメモリーカードの性能で足を引っ張ってしまうのはもったいないと思います。
シャッターチャンスを逃さないためにも、スピードのある被写体を撮りたい、撮ることが多い場合は書き込みスピードの速いカードを選んでください。
そして何よりも大切なのが、カメラにメモリーカードを入れ忘れないこと。
筆者の場合、撮った写真はカメラとパソコンをケーブルでつないでデータをパソコンに送っているので、カメラからメモリーカードを取り出すことは滅多にないのですが、
パソコンのカード用スロットに入れて読み取っている人は注意が必要です。
カメラを取り出した時に「カードが入っていません」という表示が出た時の絶望感は想像するだけで恐ろしいです・・・
【必須カメラアクセサリー②】カメラも腹が減っては?写真が撮れぬ。予備バッテリー
カメラも腹が減っては?写真が撮れぬ。
バッテリーと充電器は殆どの場合、カメラを買った時に一緒に箱に入っていると思いますが、予備のバッテリーもあると安心感がかなり違います。
例えばイベントで、一番盛り上がるシーンというのはだいたい後半のほうにありますよね。
お子様の運動会だとプログラムの最後のほうに迫力のあるリレーや感動的な組体操などが組まれ、
最初から最後までシャッターチャンスだらけです。そしてバッテリーのほうは盛り上がりと反比例して残量が減って行くところ。
特にミラーレスの場合、一眼レフより液晶モニタの部分でバッテリーを消費しやすいです。
ここぞ!という瞬間にバッテリーの残量がなくなって、その後の写真は泣く泣くスマホで、などということになったらとても残念です。
バッテリーを交換する際に気をつける点は、メモリーカードの出し入れとも共通するのですが「必ず電源を切った状態で」交換してください。
せっかくのデータが消えてしまうおそれがあります。
【必須カメラアクセサリー③】あると安心レンズ保護フィルター

レンズ前面に取り付けるフィルターにはレンズに入ってくる光を調整し、色や雰囲気を変えられるものもあります。
こちらは必要になった時に揃えればいいと思いますが、できれば付けていたほうが安全・安心なのが保護フィルターです。
ぶつけたり、汚したりという思わぬアクシデントからレンズ前面を守ってくれます。
メンテナンスと保管、おろそかにはできません
カメラは使うと汚れるものです。
手の脂、うっかりレンズ面を触って指紋をつけてしまったり、外で撮ると思った以上に土ぼこりがついています。
こういった汚れ、ティッシュや濡れ付近などでゴシゴシやるのではなく、専用のメンテナンス用品を使って優しく清掃してください。
まず土ぼこりなどはブロアーで吹き飛ばし、ブロアーで飛ばしきれなかったほこりはハケで。
ブロアーとハケは外で撮影する時にも一緒に持って行ったほうがよいです。
ブロアーなどで埃を吹き飛ばしてから専用のクロスでボディを拭いたり、レンズ面につきがちな指紋、水滴の跡などはレンズペンやクリーニングペーパーなどで落としてください。
せっかく買ったカメラ、使わない時はお部屋のインテリアにしてもいい?
即答でおすすめしません。
カバンに入れっぱなしも、カメラを買った時の箱に保管するのもダメです。
カメラもレンズも生モノじゃないのに湿気に弱くカビが生えやすい機械なのです。
そしてレンズにカビが生えると写真に影響が出たり、内側に生えてしまうと自分では対処できません。
メーカーに送って修理してもらわないといけなくなります。
カメラをカビや湿気の心配をしなくてよい環境で保管するために、防湿庫という湿度を一定に保ってくれるカメラを保管する専用のものがあります。
小さいものは金庫ぐらいのサイズから、大型のものは洗濯機ぐらいのものまでさまざま。
持っている機材が全部入る大きさよりワンサイズ大き目が使いやすいと思います。
また、もっと手軽に保管したい、という場合はパッキンのついた密閉容器にカメラ専用の乾燥剤を入れて保管するという方法もありますが、
適切な湿度をキープし続けるのが難しいかもしれません。
ちなみに、筆者はインテリアにしてしまっております。。。
【おまけ】あると気分がアガるカメラアクセサリー
カメラバッグ
どちらかというと必須アイテムに近いのですが、持ち歩く時に便利です。
ショルダー、手提げ、ウエストバッグ、リュックなどがあるので持ち歩く機材と好みで選んでください。
市販のカバンに緩衝材を入れて自作するという人もいます。
ケース
ミラーレスには専用のケースがあったりします。見た目が変わって他の人と違った雰囲気にできたり、本体の傷の防止、手の大きい人には持ちやすくなるという利点も。
バッテリーやカードの出し入れがしにくくなったり、つけっぱなしだとカビの原因にもなりやすいので保管時は外しておくことをお勧めします。
ストラップ
ミラーレスではカメラ女子向けの可愛いデザインのものが多いですね。
一眼レフだと斜め掛けして、構えたい時にサッと構えられる機能的なものもあります。
以上、初めてカメラを手に入れた時に一緒に必要になるアイテムをまとめてみました。
防湿庫、レンズ保護フィルターなどは「ホントにこれ必須アイテム?」と思われるかもしれませんが、カメラやレンズを修理に出すことを考えると、
イザという時にあって良かったアイテムでもあります。カメラを良い状態で使い続けるための参考になれば幸いです。