新米の季節になり、ついついお箸が進んでしまう❝白米❞。
とてもおいしいですが、糖質が高いのが気になるところですよね。
近年「糖質をカットできる炊飯器」なる商品が販売されていますが、2023年10月こちらの商品をめぐって、景品表示法違反（優良誤認）で再発防止などを求める措置命令が出されたことがわかりました。
糖質カット炊飯器 販売会社4社に優良誤認で措置命令 消費者庁https://t.co/Qs9w3Y7Kca #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 31, 2023
今回は、糖質カット炊飯器について、宣伝文句に表示されているような効果はなしとされたメーカー4社はどこなのか、返金してもらうことはできるのか、について調べてまとめました。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
糖質カット炊飯器効果なしメーカー4社はどこ？
ご飯の糖質をカットできる画期的な家電「糖質カット炊飯器」。
大手メーカーなどの参入もあり、近年注目が高まっています。
そんななか2023年10月31日に、消費者庁が「景品表示法違反（優良誤認）」で4社のメーカーに再発防止などを求める措置命令を出したことが判明しました。
今回措置命令が下されたのは、以下の4社です。
forty―four
ソウイジャパン
EPEIOS JAPAN
引用：https://dime.jp/genre/1431840/
EPEIOS Rice Cooker | 糖質カット炊飯器 RC868
HR貿易
引用：https://shop.d-kintetsu.co.jp/shop/g/gC220525200001/
上記4社は、自社HPやクラウドファンディングサイト等で、炊飯中に糖質を含んだ湯を排出することで糖質を44～55％カットできると表示していました。
しかし、「糖質44～55％カット」の数値を立証できる資料の提出はなされなかったとのこと
さらに、この炊飯器で炊いたご飯は水分含有量が多く、水分が増えたために計算上糖質が下がっただけである可能性が高いということのようです。
返金してもらえる？
【悲報】糖質カット炊飯器4社、水分が増えただけで糖質はカットされてないと話題に https://t.co/Y1phwAOiO7
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) October 31, 2023
「糖質カット炊飯器」と聞いて期待を込めて購入したのに、実際のところはほとんどその効果は認められない…
効果がないと知っていたら買わなかったのに！返金してほしい！
と思う方もいるかもしれません。
こういった場合に返金してもらえるかどうかですが、結論からお伝えすると、
基本的には返品や返金はできない可能性が高い
です。
というのも、今回のケースではメーカー4社に対して「措置命令」が下されています。
措置命令とは？
・表示や広告の取りやめ
・訂正広告を出す
・処分がプレスリリースされ、メディアに公開される など
参考：景表法ドットコム
引用：https://keihyouhou.com/study/study01/
措置命令が下されたとしても、事業者には消費者への返金対応までは義務付けられていないのです。
効果を過大に謳っていたのみで、商品自体に問題があるわけではないというのがその理屈です。
但し、企業の善意により返金が行われることもあります。
その場合は、企業に対する課徴金（罰金みたいなもの）がなくなったり、減額されることもあります。
まとめ
今回は、糖質カット炊飯器について、宣伝文句に表示されているような効果はなしとされたメーカー4社はどこなのか、返金してもらうことはできるのか、について調べてまとめました。
