2023年9月19日午前9時半ごろ、日本橋の建設現場で作業員4人が鉄骨とともに落下する事故が発生しました。
東京・日本橋の工事現場で鉄骨落下 4人心肺停止 https://t.co/AWKVweQMEs
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) September 19, 2023
落下した作業員はいずれも意識不明の重体とのことです。
一部の作業員については、鉄骨の下敷きになっていたとの報道も
※追記※
2名の作業員の方が亡くなられたことが新たに判明しました。
ご冥福をお祈りいたします…
今回は、日本橋の建設現場で鉄骨が落下した事故のゼネコンはどこなのか、工事現場の場所や原因についても調べてまとめました。
日本橋鉄骨落下事故のゼネコンは大林組!
日本橋で鉄骨落下事故が発生
9時すぎに崩れ落ちるような音がしたら、八重洲の事故だったか pic.twitter.com/GMlE9nSPNu
— プラヲ (@scabewa0616) September 19, 2023
2023年9月19日午前9時半頃、東京都中央区日本橋の工事現場で鉄骨が落下する事故が発生しました。
クレーンで吊り上げていた鉄骨が、7階部分から3階まで作業員らとともに落下し、少なくとも作業員5名が怪我、3名が心肺停止の重体と報じられています。
※追記※
のちに2名の作業員の方が亡くなられたとの続報が入っています。
心よりご冥福をお祈りいたします。
東京 日本橋 ビル工事現場で鉄骨倒れる 作業員2人が死亡 | NHK https://t.co/qGAAtWcOxv
— うーんこの (@buppa0112) September 19, 2023
現場付近に居合わせた人からは、
「雷のような音がしてドーンと音がした。地面に2人が倒れているのが見えて、鉄骨や足場が崩れていた」
「ドカンという聞いたことがない、かなり大きな音と金属が落ちたような音が聞こえてきたので、何か事故があったのかなと思いました。今もパトカーや消防車がひっきりなしに行き交い、騒がしい状況が続いていて驚いています」
といった声が寄せられていました。
近くに居ました
— ouji7972 (@ouji7972) September 19, 2023
もの凄い音でした
振り返ったらクレーンのワイヤーが暴れてました
怪我人がいない事をお祈りします
これだけ大規模な再開発計画を担っている企業ですから、大手ゼネコンであることは想像に難くありませんが、一体どこの会社が工事を請け負っていたのでしょうか。
会社は大林組?
事故の現場となった場所の再開発については、
施工:大林組・大成建設共同企業体(代表者:株式会社大林組)
となっています。
八重洲鉄骨落下事故大林・大成JVっぽいな pic.twitter.com/4hVkTAv1hO
— ぷっちょ (@puchogen) September 19, 2023
共同企業体(通称:ジョイント・ベンチャー・JV)とは、複数の建設企業がひとつの共同体として、工事を受注・施工する事業組織体のことをそのように呼びます。
特に今回のような大規模な再開発工事や、高度な技術を要する施工の場合に用いられます。
複数の建設企業が協力し合い技術力を高めることで、安全かつ安定的に工事を進めることができるというのがメリットで、工事毎にこの共同体が組まれる、という制度です。
建設は、大林組と大成建設の共同企業体が手がけていて、取材に対して「現在、状況を確認している」と話しています。
引用:NHK
これだけ大きな事故が発生した場合、企業側も状況を把握でき次第、声明を出す可能性が高いと思われます。
詳細が判明しましたら、随時追記していきます。
工事現場の場所や原因も
現場は八重洲駅近く
報道によれば、事故が起きた現場は、
JR東京駅八重洲口そばのオフィスビルが建ち並ぶ場所にある
引用:毎日新聞
とされています。
調べてみたところ、以下の場所であることが判明しました。
東京都中央区八重洲1丁目東B地区
報道にある現場の映像と、近隣ビルの形状が一致しています
現場は東京駅八重洲口を出てほど近いオフィス街であり、近年大規模な再開発が行われている地域です。
現場は、東京駅八重洲口の正面に位置する地上51階建ての複合商業施設の建設現場です。
引用:NHK
東京駅前の再開発事業として進められていて、2021年に着工し、2025年の完成予定に向けて工事が進められています
現時点では、7階部分の骨組みまでが完成していたそうです。
八重洲一丁目東B地区再開発で事故か……
— おろし (@oroshi_tea) September 19, 2023
最近オフィス部の組立始まってたもんな
東京 日本橋の工事現場で鉄骨落下と通報 4人巻き込まれ重体 | NHK https://t.co/tqsDw6ks9I pic.twitter.com/oDBDCcYFpL
警察は、施工会社について安全管理に問題がなかったか、業務上過失致死の疑いで捜査を開始しています。
また、施工会社(元請)である大林組・大成建設に関しても今後監督責任が問われる可能性が高そうです。
原因は?
中央署や大林組によると、この日は7階で鉄骨の梁(長さ30m/重さ15トン)の設置作業をしていたといいます。
作業員5人はクレーンで吊った状態の梁の上に乗るなどしていました。
支柱に鉄骨を仮止めして、ワイヤーを外した際に、該当の梁以外にも計5本の梁が作業員らとともに20m下の3階まで落下。
この時、亡くなった2名の作業員がこの梁の下敷きになったとされています。
作業員ごと鉄骨落下させた作業、これどう見ても現場猫案件じゃないか pic.twitter.com/WssoYS04Ke
— ラインボーテ (@lrt_kyuu) September 19, 2023
「クレーンで吊ってる鉄骨に安全帯を結んでいたため一緒に落下」したとも言われており、非常に危険な状態で作業していたことがわかりますね…
仮止めの強度など、安全面において不十分な点はなかったか現在調査中
とのことです。
※詳しい情報が入り次第随時記載していきます。
まとめ
今回は、日本橋の建設現場で鉄骨が落下した事故のゼネコンはどこなのか、工事現場の場所や原因についても調べてまとめました。
・2023年9月19日、日本橋の建設現場で鉄骨が落下する事故が発生
・現場は、「東京都中央区八重洲1丁目東B地区」といわれる再開発地域
・施工会社は大林組・大成建設共同企業体
・事故原因については調査中も、支柱に仮止めしてワイヤーを外した直後に落下したとみられる