囲碁の新星・仲邑菫(なかむらすみれ) 女流棋聖が、今後の活動拠点を韓国に移すことが発表されました。
仲邑菫女流棋聖、韓国棋院に移籍しプロ活動へhttps://t.co/6Z1QKH7T0f
— 毎日新聞 (@mainichi) September 11, 2023
囲碁の中学生棋士、仲邑菫女流棋聖(14)が、韓国棋院に「客員棋士」として登録を申請したことが分かりました。承認された場合、仲邑女流棋聖は来年にも韓国に移籍してプロ活動する方針です。
2019年になんとわずか10歳でプロ入り、今年1,2月に行われた女流棋聖戦三番勝負を勝ち抜き、囲碁の最年少タイトル獲得記録を塗り替えたことでも話題になりました。
その素顔は14歳の女の子…一体どんな人物なのでしょうか
今回は、仲邑菫さんの中学校はどこなのか、その国籍などプロフィール、年収500万以上で実力や戦績についても調べてまとめました。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
仲邑菫の中学は千代田区内で国籍は?
仲邑菫のプロフィール
【強豪国】囲碁の仲邑菫女流棋聖が韓国移籍へ、来年3月から韓国拠点に 今年末か年明けにも正式決定https://t.co/P1hXGTSM5K
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 11, 2023
仲邑女流棋聖は韓国での修業を経て、2019年4月に当時最年少10歳0カ月でプロ入り。今年2月には史上最年少の13歳11カ月で女流棋聖を奪取した。 pic.twitter.com/ctYIpHeXNP
名前:仲邑菫(なかむらすみれ)
生年月日:2009年3月2日
年齢:14歳(2023年9月時点)
出身地:大阪府大阪市
在位中タイトル:女流棋聖
段位:3段
好きな食べ物:焼き肉・キムチチゲ
好きな教科:体育
珍しい苗字と名前の漢字からか、「国籍は韓国?」と思われがちですが、
仲邑菫さんの国籍は日本
です。
父親は囲碁将棋士である仲邑信也氏、母親は元囲碁のインストラクターという家庭に生まれた仲邑さん。
父・信也さんと、幼い時の菫さん
幼いころから囲碁将棋が身近な環境で育ち、3歳で囲碁のルールを覚え、3歳7か月でアマ囲碁大会に初出場しています。
また、6歳の時には、未就学児が出場する大会の最高峰・第4回渡辺和代キッズカップで優勝した経験も。
実力に伸び悩んだ時期もあり、2018年1月に一家でソウル市に引っ越し、韓国の囲碁道場で修業をしていました。
この経験がきっかけで、韓国語が話せるようになったのだそう
【史上最年少、10歳の囲碁プロ棋士誕生へ】日本棋院は仲邑信也九段の長女で、大阪市の小学4年生、仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)が新設された英才特別採用枠での採用試験に合格し、4月に囲碁のプロ棋士となることが決まったと発表しました。 #仲邑菫
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 5, 2019
詳しくは→https://t.co/PH04yb1dxN pic.twitter.com/9phIUbrujr
仲邑さんは、日本棋院の「英才特別採用推薦棋士」の第1号として、10歳でプロ入りを果たしたことでも有名になりました。
中学校はどこ
現在、中学3年生の仲邑菫さん。
結論からお伝えすると、
仲邑菫さんが現在通っている中学校名は明らかになっていません。
しかし、おそらく
東京都千代田区付近の中学校に通っている
のではないかと思われます。
というのも、もともと大阪府大阪市出身の中村さんですが、2021年に家族で東京に引っ越ししたことを明かしています。
その理由は、日本棋院関西総本部から、日本棋院東京本院に移籍した為です。
所属:日本棋院東京本院
所在地:〒102-0076 東京都千代田区五番町7−2
「毎日7~9時間を囲碁の勉強に費やす」と語っている仲邑さん。
ご自宅もおそらく、通学の時間を考えて、日本棋院東京本院からほど近い場所にあるものと思われます。
年収500万以上で実力や戦績も
仲邑菫の年収
仲邑菫さんの年収についてですが、2023年度に関しては、
少なくとも年収500万円以上
であると思われます。
というのも、今年1,2月に行われた女流棋聖戦三番勝負を制し、初タイトルとなる女流棋聖を獲得しているため。
女流棋聖の優勝賞金は500万円
引用:日本棋院
と公式に開示されています。
女流棋聖戦3番勝負の第2局は挑戦者の仲邑菫三段が上野愛咲美女流棋聖に白番半目勝ちし、対戦成績を1勝1敗として決着を最終局に持ち込みました。これで仲邑三段は最年少でのタイトル獲得にあと1勝。決着の最終局は2月6日に行われます。 pic.twitter.com/WNV5zU0GTq
— 女流本因坊戦•KK共同通信 (@KK_joryu) January 26, 2023
このタイトルを獲得しているということは、優勝賞金500万円は確実に獲得しているということになりますね。
わずか14歳で500万円…!すごいですね!
今後他の公式戦やイベントの出演料、スポンサー契約などを考えると、さらに年収は上がるのではないでしょうか。
場合によっては1000万円近い年収があるかもしれませんね。
実力と戦績も
当時のプロ入り最年少記録の更新、13歳11か月での最年少タイトル獲得など、女流棋士としての活躍の道を切り開いている仲邑菫さん。
その実力は、日本棋院の小林覚理事長も
「この年齢で、異常な強さ。近い将来藤沢さん、上野さんの“二強”に並ぶだろう」
と認めるほどです。
井山裕太名人も、
「プロになったときは色んな見方をされて、大変な面も多かったと思うが、本人の努力で周囲を完全に黙らせた」
引用:朝日新聞
とその実力と努力を評価しています。
ちなみに、仲邑菫さんの直近の戦績は以下の通りです。
直近の主要戦績成
女流立葵杯で棋戦ベスト4入り12歳1ヵ月(2021年4月)
棋聖戦Cリーグ入り 12歳2ヵ月(2021年5月)
女流名人戦タイトル戦挑戦決定 13歳0ヵ月(2022年3月)
女流名人戦タイトル戦挑戦手合出場 13歳1ヵ月(2022年4月)
公式戦100勝 13歳3ヵ月(2022年6月)
女流棋聖タイトル獲得 13歳11ヵ月(2023年2月)
NHK杯出場 14歳1ヵ月(2023年4月)
今後の活躍からも目が離せませんね!
まとめ
今回は、仲邑菫さんの中学校はどこなのか、その国籍などプロフィール、年収500万以上で実力や戦績についても調べてまとめました。
・中学校名は非公開も、東京都千代田区付近と思われる
・国籍は日本、10歳で(当時)最年少プロ入り、13歳11か月で初タイトル獲得
・女流棋聖のタイトルを獲得したことで、2023年の年収は確実に500万円以上
・日本棋院の理事長も認める、年齢以上の実力と才能がある期待の棋士