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— Disney D23 (@DisneyD23) May 18, 2023
2023年6月9日(金)に日本で公開がスタートした、ディズニー最新作映画『リトル・マーメイド』。
アンデルセン原作の『人魚姫 』を起源として、1991年に日本でオリジナルアニメーションが公開されてから、劇団四季での上演や絵本に逆リメイクされたりと、長く愛されてきた物語のひとつ。
言わずもがなの名作ですよね。
最近何かと実写化がブームになるなか、『リトル・マーメイド』もその例外ではありませんでした。
しかし、公開前にもかかわらず各所から「実写版リトルマーメイドは残念だ」なんていう声も…
それは一体なぜなのでしょうか。
今回は、実写版リトルマーメイドが残念と言われる理由と、日本に先駆けて公開された海外の反応や口コミを最速でご紹介します。
※追記※
なお、公開直前に、公式HPにはこんな注意書きが追加されていました。
「6月9日公開『リトル・マーメイド』本編には、一部、光に対して敏感なお客様がご覧になられた場合、光過敏性発作やてんかんの症状など、光感受性反応による諸症状を引き起こす可能性のあるシーン(光の点滅が続くシーン等)が含まれております。光に対する感受性は個々のお客様によって異なりますので、ご鑑賞いただく際には予めご注意ください。光刺激に敏感なお客様は、ご鑑賞に際して、注意深くご判断いただくようお願いいたします」
『リトル・マーメイド』光点滅シーンに関して|映画|ディズニー公式 (disney.co.jp)
いわゆるポケモンショックというやつですね。
実写版「リトル・マーメイド」には光の点滅シーンあり ディズニーが注意喚起https://t.co/vgUVAooL0G pic.twitter.com/EeYNoVzwpc
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) June 9, 2023
ポケモンショックとは?
1997年にテレビアニメ「ポケットモンスター」の描写の一部で、激しい光の点滅やフラッシュを繰り返すシーンが放送されたところ、視聴者が光過敏性発作等で体調を崩し一斉に救急搬送されたもの。
のちの消防庁の調べでは30都道府県の中の651人が病院に搬送され、そのうち130人以上が入院したとされる。
これから観劇される方は、ご自身の体調に配慮したうえで楽しんできてくださいね!
実写版リトルマーメイドが残念な理由3選
実写版リトルマーメイド
この後、最新作✨の実写版『リトル・マーメイド』から日本未公開の『#アンダー・ザ・シー』歌唱シーンをノーカットでお見せします#リトルマーメイド #金曜ロードショー pic.twitter.com/JsKuesqvv5
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) June 2, 2023
もうご存知の方も多いかもしれませんが、あらすじを簡単にご紹介
美しい歌声をもち、人間の世界に憧れている人魚アリエル。
父が国王の座に就くその国では、掟によって人間界と接触することを禁じられていた。
しかし、ある日彼女は偶然にも嵐に遭った王子エリックの命を助ける。
彼に恋した彼女は、どうしても人間界に行きたいと強い希望を抱くようになる。
そんな彼女に忍び寄る、海の魔女アースラの影。
意を決してアースラの元へ向かい、人間になりたいと申し出るアリエル。
そこで伝えられたのは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出す恐ろしい交換条件の取引だった…
キャストを務めるのは、厳しいオーディションを勝ち抜いてきた豪華な面々。
アリエル(主人公)・・・ハリーベイリー
エリック(アリエルが恋した王子)・・・ジョナ・ハウアー
アースラ(海の魔女)・・・メリッサ・マッカーシー
フランダー(魚、アリエルの友達)・・・ジェイコブ・トレンブレイ
セバスチャン(アリエルの世話役のカニ)・・・ダヴィード・ディグス
アニメ作品は空前の大ヒット、ストーリーも申し分なく面白く、豪華なキャストを起用。
それなのに、「実写版は残念…」という厳しい評価が多いのはなぜなのでしょうか。
残念な理由① ビジュアル
実写版『リトルマーメイド』の配役が発表された際に、大きな話題になったのがそのビジュアル。
リトルマーメイドと言えば(人種差別の問題などは関係なく)、
●赤くて長いロングヘア
●海中深くで生活しているため色が白い
●緑色の瞳
といったイメージをお持ちではないでしょうか。
アニメ版と実写版アリエルについてみんなはどう思う?
— YOSHIKI (@yoshiki5291TW) May 30, 2023
◎実写版
髪色:赤っぽい茶色
肌:黒っぽい
髪質:ドレット
◎アニメ版
髪色:赤
肌:白っぽい
髪質:ツヤツヤ
僕はイメージとは違ったけど有りよりの意見ですけど、アニメ版がめちゃくちゃ良いからアニメのアリエルのイメージは捨てれないよねぇ樂! pic.twitter.com/XEGiyIOr0k
今回アリエル役に抜擢されたハリー・ベイリーは肌や瞳の色が原作のイメージとかけ離れており、制作側の意図によってですが髪の色も赤ではなくドレッド。
世間一般が抱く「人魚姫=アリエル像」からは、かなりかけ離れたビジュアルというのが正直なところだと思います。
また、アニメ版ではぷっくりとしたフォルムで、鮮やかな黄色の体に青のボーダー模様がキュートなフランダーですが、実写化されたところこのような感じに…
実写版アリエルのフランダー見て笑いがとまらない…リアル魚…そりゃそうよね実写なのだからwww pic.twitter.com/lR8ytOzqRf
— 苗13w (@3pL7dMV7CCqAxIc) June 2, 2023
また、本来は国王側の立場でありながら、いつもなんだかんだアリエルを助けてくれる優しい世話役のセバスチャン。
アニメ版ではザリガニ?ヤドカリ?っぽさもある真っ赤な体で、コミカルな動きをするところが可愛かったのですが、実写化されるとこんな感じに。
実写版アリエル、アニメーションのセバスチャンとは違ってだいぶ蟹!ってなった。
— Zukinaoka (@aknn5) June 2, 2023
思ってたより蟹感が強い。笑
そもそも蟹嫌いなんだけど… pic.twitter.com/uTtaZ7bsFL
「思ったよりただの魚」「思ってたより蟹だった」そんな率直な意見が多数聞かれました…
残念な理由② CGの画像処理
今回はストーリの舞台が海中ということもあり、全編最新技術のCGを駆使した構成になっています。
しかし、CG技術の問題なのか、全体的に画面が暗く見づらいといった口コミもありました。
They made their choice and they're calling it "sinister and humorous". 😈🐙🔮 See Disney's #TheLittleMermaid now playing in theaters! pic.twitter.com/CO0CA3fGIm
— Walt Disney Studios (@DisneyStudios) June 6, 2023
日本に先駆けて5月24日に公開された韓国のメディアでは、
「子どもたちが泣きわめいたので途中で出てきた」
「物語(の構成)が暗いし、アニメ作品で見たかわいい魚たちも実写化では不気味になっていたからだ」
なんていう声も。
水中のシーンが多いストーリーである以上、やはり海の外とは日差しの入る量や明るさも違いますし、それだけ再現するのが難しいのでしょう。
また、逆に「水中っぽさがない」といった口コミも…
劇中のほとんどが水中シーンという、もとの題材としての難しさも大きく影響しているように思います。
残念な理由③ 上映時間が長い
公式サイトによると、『実写版リトルマーメイド』の上映時間は2時間15分です。
アニメーション版は約1時間なので、おおよそ2倍の上映時間ですね
もしかすると、一般的に知られているアニメ版のリトルマーメイドのストーリーに加えて、原作にもとづくより詳細なオリジナルストーリーや、新たな楽曲などが多く取り入れられているのかもしれません。
それだけ丁寧に描かれているということだと思いますが、「こどもも一緒に見る作品」としては、少し長すぎる印象は否めません。
いつの世も女の子が憧れるプリンセス、アリエル。
今回の上映時間やストーリーは、ちょっと大人向けなのかも。
海外での口コミを最速紹介
公開前から様々な意見が飛び交う事態となっていた『実写版リトルマーメイド』ですが、大切なのはその中身!
日本に先駆けて公開されたアメリカでは、公開後4日間の全米興行収入で1億1750万ドル(約164億円)を記録し、過去に公開された『アラジン』などの人気作品を超える反響を呼んでいます。
当初のバッシングを吹き飛ばす、歴代5位の好スタート!
以下、海外の反応や口コミについてみていきましょう。
ハリー・ベイリーはアリエルを演じるために生まれてきた。『リトル・マーメイド』でのパフォマンスには、魅惑的な歌声と優しくも自信に満ちたカリスマ性が持ち込まれている。彼女はディズニープリンセスを体現しており、ブラウンの肌をした少女たちは彼女の描写を見てより大きな夢を抱くことになるだろう。
(米Buzzfeed:テリー・カーター・Jr.)
実写版でリメイクされた『リトル・マーメイド』は、私たちが知り、愛している物語のハートとソウルを保ちながら、ハリー・ベイリーによる、これぞスターと言える音程を外さない完璧なパフォーマンスによって、さらなる高みへと到達している。彼女は大スクリーンに登場するために生まれてきたような人であり、彼女の存在は、この新しい作品を観る価値のあるものにしている。
(作家:ゾーイ・ローズ・ブライアント)
心を動かされる準備を。なぜなら、『リトル・マーメイド』は大いに素晴らしいから。ハリー・ベイリーには驚かされる。メリッサ・マッカーシーは心を揺さぶってくるし、ジョナ・ハウアー=キング演じるエリック王子も麗しい。音楽も歌もAクラス。セバスチャン(ダヴィード・ディグス)とスカットル(オークワフィナ)の愉快なデュオも愛らしかった。
(映画評論家:フィコ・カンジアーノ)
予告編のみ公開された際には、「#NotmyAriel」=❝私の知っているアリエルじゃない❞というハッシュタグをつけられたショッキングなコメントがネット上に溢れる事態になりましたが、本編を観た海外の評論家からは絶賛する声が多数出ていました!
その美しい歌声に制作陣が惚れ込み、アリエル役に大抜擢されたというハリー・ベイリー。
予告編で披露している歌声も素晴らしく、著者も画面越しでありながら鳥肌が立つくらいでした…!
日本での口コミは
2023年6月9日(金)日本でも上映がスタートした実写版『リトルマーメイド』
さっそくその口コミについて、ネット上の声を調べてみました!
高評価も低評価もありつつ、様々な意見が聞かれました
リトルマーメイドの実写版、
— リバウンド王に俺はなる次のモチベは3月 (@stepgureko) June 4, 2023
ヴァネッサ(アースラの人間ver.?)が美し過ぎてそれだけでも見に行きたい。
もうセバスチャンが必要以上に蟹とか、フランダーが怖いとか吹き飛ぶくらい美しいんよ…そりゃ王子も惚れる… pic.twitter.com/S7QZTpswxN
実写版リトルマーメイド、ポリコレだのなんだの言われてたし私もちょっとイメージがなぁ…とか思ってたけど、アリエルはアニメ版と同じくらい可愛かったし、それにあの歌声😭私的にはすごくよかった…なんか涙出てきちゃった🥺多分あと2回は観ると思う
— しん (@shin_586) June 9, 2023
実写版リトルマーメイド、観てきたよ! これは…..過去一面白いのでは…..!数あるディズニー実写化映画の中でもダントツかもしれない…..。字幕での歌声に感動して泣くことあるかいな…..歌声以外にも感動たくさんあったよ…..すごかったよ!吹替も観よ。
リトルマーメイド観てきた。酷評しかない。 制作に携わった人たちに敬意ははらうし、キャスティングに文句があるわけでもない。でもアリエルはアリエルだし、エリックはエリックなのよ。リトルマーメイドの実写版として観ちゃだめ!先入観について考えさせられる作品でしたまあ泣いたけど
リトルマーメイド感想 予想通り音楽は凄かった、実写版なのに歌詞もほぼアニメ通りなのは驚いた。 ただ、個人的な意見になるけどミスキャストだと言わざるを得ない、アリエルの役者は頑張ってたけど。 一方アースラは色んな意味でパーフェクト。 それだけにとてつもなく勿体ない映画だと思いました。
高評価と「うーん…」という意見は、ほぼ半々く
ただ、ハマる人にはかなりハマる様子。
好き嫌いが分かれる映画といえそうです。
ぜひ劇場で、ご自身の目で確かめてみてください♪
まとめ
今回は、実写版リトルマーメイドが残念と言われる理由と、日本に先駆けて公開された海外の反応や口コミを最速で調べてまとめました。
・実写版リトルマーメイドが残念と言われる理由は「キャラクターのビジュアル」「CGの技術」「上映時間の長さ」
・海外での反応は、予告編での低評価を覆し概ね高評価
・興行記録についても当初のバッシングを吹き飛ばす、歴代5位での好発進
日本でも6月9日(金)に上映がスタートしました。
このまま予想を覆す大ヒットとなるか、はたまた…?
ぜひ劇場へ足を運んで観たいですね!
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